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お子様は、歯医者さんが怖いと泣いてしまう場合があります。
当院ではまずは恐怖を取り除き、抵抗感がなくなるよう、いきなり治療を始めるのではなく、椅子に座る練習や、歯ブラシの練習など、お子様が出来るところから始めるようにしています。
一緒に楽しんで歯の磨き方などを学んだりすることで、先生やスタッフにも慣れ、ほとんどのお子様が治療ができるようになります。お子様のペースに合わせますので、ご安心ください。
フッ素でむし歯予防
当院ではお子様の治療の最後に必ずフッ素を塗るようにしています。
フッ素には歯を強くし、むし歯の活動を抑える働きがあり、むし歯予防に高い効果を発揮します。
生えて間もない歯ほど、その予防効果は高いと考えられています。
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①歯の表面(エナメル質)が溶けだし、初期のむし歯が発生した状態です。 -
②フッ素を塗布すると、フッ素が歯の表面に吸着されます。 -
③初期のむし歯部分に唾液中の成分(リン、カルシウムなど)が取り込まれ、フッ素が再石灰化を促進します。 -
④初期のむし歯が再石灰化され、歯が修復されます。
シーラントについて
当院ではシーラントという、むし歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めこむ、フッ素より効果的な予防法を取り入れています。かみ合う歯の面の凸凹に汚れが溜まりにくくなり、歯を削ることが無いので安全です。
お子様の歯みがきポイントをお伝えします。毎日の歯磨きにお役立てください。
- ① 歯ブラシを持つ習慣が大切です。ご飯やおやつを食べ終わったら、必ず歯磨きを行うことを習慣づけましょう。
- ② お子様が関心を引く幼児用のテレビ番組の歯ブラシの映像に合わせ磨くようにするのも効果があります。
- ③ 歯ブラシの選び方は、お口に入っても余裕があるくらいの、できるだけ小さめの物を使いましょう。
- ④ 最後はお母さんが極力磨いて、仕上げてあげることも大切です。
- ⑤ 6才臼歯と言われる奥歯は永久歯になります。 自分で磨けているようで磨けていないことが多いので、気を付けてあげてください。
- ⑥ 奥歯のかみ合わせの面にある溝は磨き残しが多くもっともむし歯になりやすい部分です。特に丁寧に磨いてあげてください。
※シーラントという薬でその溝を浅くする方法があります。詳しくは当院にてご確認下さい。